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 > 麻酔について > 当院の麻酔開発記

無痛麻酔開発記

安全で、痛みがなく、日帰りが可能な麻酔を目指して

完全に痛みを取り除こうとして多くの麻酔薬を使用すると、呼吸困難など麻酔事故の確率も高くなります。あるいは、麻酔からさめるまでに数時間を要し、手術当日に帰宅できなくなることがあります。けれどもほとんどの患者さまは、その日のうちに帰宅を希望されるため、従来、手術をする医師としては、多少の痛みが生じたとしても我慢していただき、少ない麻酔量で日帰りできる手術を行っていました。その様な場面を見る度に

  • 1. 安全で
  • 2. 痛みが少なく
  • 3. 容易に日帰りできる

麻酔法はないものか、と思い考えていました。

開発の背景

大学病院の集中治療室では、患者さまの激しい痛みを鎮めることが医師として必要でした。そこでさまざまな麻酔薬や鎮痛剤を使用し鎮痛方法を覚えました。その経験をもとに婦人科手術において痛みが少ない麻酔ができないか、考えたところ、

  • 1. Aという薬は鎮痛作用(痛みを抑える)は強いが、副作用として夢を見たりする
  • 2. Bという薬は眠りから目覚めさせることができる、副作用としてくしゃみが生じる
  • 3. Cという薬はアレルギー反応のくしゃみを抑えるが、副作用として眠くなる

AとBとCの副作用をうまく配合利用すると(1)安全で(2)痛みが少なく(3)日帰りできるという特殊な麻酔技術を確立することができたのです。

『婦人科開腹手術に対するドロペリドール・ブプレノルフィン混合点滴静注法の術後鎮痛効果』
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